おはようございます、花立です。今回は融雪剤についてです。



大変今更なのですが、皆様あけましておめでとうございます。本年もどうか当ブログをよろしくお願い致します。

 

 

 

 

さて、先日はお正月でしたね。流通センターの方は分かりませんが、矢幅の中央付近はお正月も雪が積もらずとっても過ごしやすいお正月でした。

 

冬になりますと毎年町の職員の方が事務所に見えられて融雪剤を分けて下さるのですが、考え無しに受け取ったため去年の残りと今年頂いた分とで融雪剤を大量に在庫してしまい、結果雪が降っても降らなくても嬉しいという盤石の布陣で冬に臨めたことは大変有り難いことでした。

 

また、頂いた融雪剤の袋には「塩化カルシウム」と書かれているのですが、調べてみますとどうやら水と反応して発熱し雪を解かすという仕組みのようで、というのは真っ赤な嘘で、正しくは塩を混ぜた水溶液の凝固点が下がるのと同じ理屈だそうで、つまり私たちがしていたことは、「氷を凍らない水に変える」作業だったのです。なるほど分かりにくい。

 

ところで融雪剤の欠点は撒くのが大変面倒という点なのですが、とりあえずネコ車とスコップは用意したので、撒く際には台車に袋を積んで移動し、適宜薙ぎ払う、移動、薙ぎ払う、というムーブを繰り返す形になりそうです。ですが、なんとかアナログで散布を自動化したいところです。どうしましょ。

 

とりあえず思いついたのは、

①四角いペットボトルの胴体部分以外を切り落とし、更に扁平な面の一方も切り取る。するとホチキスの針のような形になる。

②残した扁平な面の長辺の一方にだけ適当な間隔で穴を空けていく。

③それを複数用意し、雨樋のように並べて接合する。両端に使用するペットボトルは一端を残したものを使用し、空けた穴の向きも揃える。

④散布エリアの勾配の頂点付近に配置する。この時、雪が積もる範囲の内端辺りに沿って配置する。

⑤内部に融雪剤を充填すれば準備OK。

 

こうすることにより、雪が本体内部の融雪剤に触れて生成された多分ほぼ飽和水溶液は、予め空けた穴から徐々に流れ出し、

 

結果散布エリアの雪を完全に消滅させると同時に、周辺の土壌を千年不毛の地にする可能性を秘めています。どエライ濃度の水溶液が出来て危険かもしれませんので、皆さんは絶対に真似しないで下さいね。

 

そんなこんなで色々考えましたが、やっぱり手で撒くのがいちばん安心ですね(結局)。融雪剤は植物や車にもダメージが通りますので、ここは大量に消費したい気持ちをぐっと押さえて、紳士的な量を降った都度撒きたいと思います。

 

といったところで、相変わらず何のオチもないブログですが、本年もお付き合い頂ければ幸いです。

 

おわり