2017.02.27 味もみておこう
おはようございます、花立です。今回は長年の疑問を解消します。
諸事情により嫁さんと子供が実家に帰ってしまい(注:帰省しただけです(注々:「普通に」帰省しただけです))、止む無く久しぶりの自炊ということでカップラーメンを大量に購入してきたのですが、ここで待った無し、ついに雌雄を決する時がやって参りました。
そう、これまでは特にこだわりなく購入してきましたが、果たしてどちらが本当に自分の好みなのか、ハッキリさせるのはこの機を逃して他にありません。これらを同時に頂いて比較をしてみます(今回は画像多めです)。
む。
むむ。
まずはこの時点で、パッケージ部門ではどん兵衛に軍配が上がりました。粉末スープと七味はご覧の通りですが、天ぷらにもパッケージが施されているのは潔癖症の方には嬉しいですね。
ちょっと話が逸れますが、「この画像を見ればあなたが潔癖症かどうかわかる」というのを以前見たことがあるのですが、内容は菓子パンが外装フィルムを座布団にして置かれている画像でした。
潔癖でない私には、「直置きでないだけええやん」としか思えなかったのですが、なるほど確かに外装は誰が触ったかわからない訳できっちゃないといえば汚いですよね。後入れサクサクをみどたぬで実現するためには、一旦裸の天ぷらをフタに預けなければならない訳で、一枚目の画像の通り最初はフィルムで覆われてますからそれほど不衛生とは思いませんが、どん兵衛の方がスマートであることは否めません。
待ち時間はともに三分。固唾を呑んで見守ります。
むわわぁん、と出来上がりました。香りはみどたぬが普通のめんつゆといった具合なのに対して、どん兵衛は魚介の風味が上品に薫ります。
麺に関しては、みどたぬはプツプツとした麺、どん兵衛は粉っぽい十割を意識した麺といった食感で、どん兵衛はストレートでみどたぬは縮れ気味です。麺に関しては私はみどたぬの方が好みでした。
次に天ぷらについて、ぶっちょぶちょのみどたぬもまた良さがあるのですが、どん兵衛に関しては時間が経過してもエビ部分のサクサクが失われず、食感の違いをきちんと演出するという気概が感じられたのはどん兵衛でした。
次に意外なところで差が出たのは七味でした。私は単純に量を比較するつもりだったのですが、みどたぬがいかにも七味といった七味臭さだったのに対して、どん兵衛は思わずため息を吐いてしまうほどエキゾチックで清涼感のある香りが嗅いだ瞬間に鼻腔を吹き抜けました。決してみどたぬが悪いわけではないのですが、何かとどん兵衛の方がお上品に纏まっている印象です。
いろいろ比較してきましたが、価格面での差もありますので、元々のポテンシャルが高いどん兵衛ばかりを贔屓するわけにはいきません。そこでやはり「食べ応えも重要」ということで麺の量を比較してみたところ、なんとどちらも麺は72gで量部門では引き分けとなりました。
そんなこんなで、完食&完飲しました。最後の方は味も麺も違いが分からなくなってしまい(ヲイ)、つまりそこまで極端な違いは無いんだと感じました。特に七味の香りの違いなんて二つ並べなければ絶対に分からなかったと思います。結論としましては、「基本はみどたぬ、どうしても指に粉を付けたくない時はどん兵衛」という感じで私は食べ分けていこうと思います。以上、この記事が少しでも皆さんの麺ライフのご参考になれば幸いです。ごちそう様でした。
おわり